「この恋あたためますか」6話感想【中村倫也がコンビニ店員だったら朝昼晩3回行く】

f:id:torima_tenki:20201125071228j:plain

やっぱり私はヒロインと主人公がいい感じになるベタベタな展開が1番大好物だということがわかりました。5話で浅羽社長&りほさんとキキ&まこっちゃんがそれぞれそれなりにいい感じになっていくのを見て、え、もうこれで良くない…?どっちも超お似合いだから引っ掻き回す必要なくない…?リアルなら普通に似た物カップル2組成立で済んでる話じゃない…?
ってうつろな目してたんですけど、真の私は納得していなかったのだ。

多少展開が強引だろうと、ようやく浅羽社長&キキルートに入りかけていることを感じ、私の心はときめきました。
長かったよ。やっとここまで来たよ。5話も使ったって凄いよ。乙女ゲームだったらなんでこんなにプレイしてるのに何のフラグも経たねーんだよってくじけてしばらく途中放置してる。

今回は本当にラブとコミカルのバランスが良かったよ。
中村倫也はずっとシリアスな演技しててもいいけど、こういうコミック要素の入った演技でこそさらに光り輝くと思う。
5話まではキキの気さくな行動・言動・態度がドラマの中で微妙に浮き気味だったのに、浅羽くんが社長からコンビニ店員にジョブチェンジしたことであちこちの歯車がかみ合った。
お似合いじゃん。キキと浅羽くんお似合いじゃん。
今まで「あなたたちにはほかにベストパートナーがいるくない…?」と思っててごめん。今なら言える。ユーたち付き合っちゃいなよ。

ていうか移動式コンビニのアイディア興奮しながらテンション上げ上げ↑↑で語りまくる浅羽くん可愛過ぎか。熱い夢持った少年か。「だろっ?」ってちょっと声上ずってんの。倫也、いい演技するう。

なんかキキがついに本格的に浅羽くんを変え始めた感あってちょっと感動しました。「気持ちってね、動いてないと腐るよ」名言過ぎませんか。この前記者会見で社長社長と商品愛を上回る社長愛さらしてしまった人だと思えないほど深い言葉だよ。

しかしつい先日まで順調中の順調だった各ペアがここまでガタガタになり始めるなんて。
こんなことあるか?あるか。あるな。現実でも些細なことでそれまでの関係のバランスが崩れ始めることってあるな。
自分が良かれと思ってやったことに想像していたようなリアクションがもらえず、落ち込んだり、私のしたことって意味なかったんか?ってネガったりすることはある。そしてそれ以上にまこっちゃんの心情がリアルだった。

まこっちゃんはキキの自由奔放なところが好きで、自分もそこに元気もらえると思ってたんだけど、いざ会社がキキの自由を許さぬ体制になったら会社に従うよう促す態度をとってしまう。
キキは会社がどうであろうと自分を拾ってくれたのは前社長だと自分のスタイルを貫く姿勢を崩さない。
そこでまこっちゃんは痛感するんだよな。自分かっちょわる過ぎって。
繊細。6話で1番繊細な感情。まこっちゃんがこんな繊細な心の機微見せるとは。
結局自分は会社の言いなりになるような人間なのかーと。まこっちゃんつらいな。

山本耕史は悪役みたいな立ち回りしてるけど、この人はこの人でココエブリィのことが好きで、自分なりに守ろうとしてるんだよなと思うと憎めない。
市川実日子があなたたち2人が組んだらきっと…みたいなこと言ってたし、え、ちょっとなに、まさかこれ共闘フラグ立ってません?
今まではいがみ合っていた2人が同じ目的のために手を取り合い、ともに敵に立ち向かう。やだ…何それ…胸厚過ぎるんですけど…。
取り敢えず敵候補の元同期のクズはずっとそのままでいてください…。

そしてスーちゃんは碓井くんの恋心に気付いてあげてください…
ユーたち付き合っちゃいなよ早く…。