「君と世界が終わる日に」9話感想&最終回予想【桑田一尉熱烈歓迎いたします】※ネタバレ有

皆さん、ついに「君と世界が終わる日に」が今週最終回を迎えます。

ゾンビの登場回数が回ごとに少なくなっていったりして、
途中で「これは一体何ドラマなんだっけ」と遠い目になったりしながらも
観続けてついに最終回。

皆さん、どんな最終回だと思いますか?
私はね、多分響と来美どっちかだけ生き残るんじゃないかと思ってる。

ちょっと前まではいろいろな紆余曲折があったものの2人は無事再会し2人で生き残る感じになると思ってた。
なんでかって言うと、
例えば例えが突然だけど王家の紋章ではキャロルがよく連れ去られるじゃないですか。

そんでそのたびメンフィスがキャロルを助けに行くわけだけど、
超ニアミスであと1歩なのに救出ならず!みたいなことがたまにあるじゃないですか。
そういう感じで、来美さんは駐屯地に翻弄されるヒロイン、
そしてそれを助け出す響みたいな、
「メンフィス!メンフィスたすけてぇー!!」「キャロル―っ!!おのれぇーっ!!」みたいな、そういう感じになるのかなとうっすら思ってた。


だけど途中からなんか来美さんが勘違いと言う勘違いを重ねて変な方向にやる気を出してしまい、状況をこれでもかと引っ掻き回し始めたのはご承知の通り。
これはね、もう2人が再会して良かった良かったで済む話じゃなくなってきたわけですよ。

そりゃね、皆「ミンジュンだったらこんなこと考えたかな」
「ミンジュンだったらこんなこと望まないんじゃないかな」
ってミンジュンの人柄を推しはかって行動してるけどもね、

やっぱりそもそも響が母ちゃんの檻のドアちゃんと閉めて、
来美が勝利の話を安易に鵜呑みにせず生存者にナイフ向けてなかったら、
ミンジュンは死ななかったんじゃないかと思うわけで。

ミンジュンは最後まで自分を刺した女性が来美である可能性に言及しないまま、
逆に自分が響の母(ゴーレムだけど)を殺してしまったと悔いるほどいい人だから、なんとなくその遺志を尊重して響と来美はそっとしとこ・・・
みたいな気風もありますが、
やっぱ2人のアクロバティックなすれ違いの結果人が死んでるということは
重く考えていこうよと思うわけなんです。


だからね、ずばりもうなんとなしのハッピーエンドにするわけにはいかない。
そうなるとどうなるかってことなんですが、
8話のラストに胸のど真ん中に矢がブッ刺さった来美さん、
等々力くんに同じように矢で刺された自衛隊は即殉職だったけど、
来美さんは駐屯地で驚異の回復力を見せ、
なんと数日後には立って歩いて話せるレベルまでになっていた。
そう、最早来美は普通の人間じゃない。

首藤が作った変な薬を注射した結果、
来美はスーパー人間になり、ほかの人間はゴーレムになりかけてる今。
来美は首藤を手助けした自分の行いを悔い、
スーパー人間になった自らの手で駐屯地のふざけた研究をやめさせようとする。多分。


そんで次回予告見るとそこに単身響が現れて首藤とついに因縁の対決繰り広げるって。
そこでさ、来美が響に加勢してそのときなんらかの致命傷を負って来美退場・・・みたいな展開。あり得るかなって思ってます。

来美の超人回復設定どうすんねんって思うかもしれないけど大丈夫。
ゾンビは火が苦手設定もいつの間にか、あれ、ここら辺においてあったんだけどな?ん?どこいった?みたいな感じになってるから。
これもさりげなくなかったことにしよ。


でもね、公式サイトのタイトルロゴの「世界」を反転させた場合のトップ絵。
あれだけ見ると来美は金網の内側、
響は金網の外側で、窓の外から今にも中に入ってきそうな大量のゾンビに立ち向かってるように見えません?
そうなると、来美を土壇場で守って響が退場もあり得るのかな、みたいな・・・。

しかしそこで1つ、
響が生き残らないとお父さんを待ってるという約束が果たせない問題が生じる。
どうしよう。あのセリフが伏線だったのか、それともただ単になんとなく雰囲気で
言わせたセリフだったのか、それすら私にはもうわからない。


それにしてもシェルター「希望の家」。
生存者を探す放送を繰り返し流して食料も豊富。安全。文明的な生活ができる。


でもこういう場所には何か裏があるってもうゾンビ界では定説。

アルカディアを目指した人たちはウェスカーにとっ捕まって冷凍されたし、
終着駅を目指した人たちはギャレスたちにとっ捕まって食肉加工されたし、

そう、こういうときに皆さんどうぞ来てくださーい安全ですよー
と触れ回る場所は生存者をとっ捕まえる施設であるパターンが非常に多い。


だからね、視聴者側としては傾向の分析と対策の検討に力を入れていこうぜってバイオハザードと28日後・・・とTWD差し入れたくなってくる。

ちなみにもしそこがそこそこ安全な場所であっても
いずれヤバい事態が起こることも最早お約束で、
主な例としては

・誰かが腹いせにゾンビを敷地内に放つ
・誰かがうっかり出入口を閉め忘れてそこからゾンビが入り込む
・施設のリーダーが実はヤバい奴
・施設内に実はゾンビなりかけの奴がいた
・人間同士で潰し合う

このようになっております。
さあシーズン2はどのルートに進むのでしょうか。