「君と世界が終わる日に」10話(最終話)感想【取り敢えずSeason1では君も世界も終わらなかった】※ネタバレ有

最終回でした。

ついに首藤教授がここまであんなにも執着していた冷凍庫の中身が判明、

それは、なんと、首藤教授が病で亡くした奥さんの亡骸だった!

うん!

知ってた!!

知ってたそれ!!

大分前からそうじゃないかなって思ってた!!皆!!

つまり首藤は病死した妻を蘇らせたいがためにゴーレムウイルスを研究していた。
うん、これもそうだろうなって思ってました。
その過程で病死した響のお母さんを実験台に使い、
最近になってゴーレムかウイルスかが漏れちゃった。

で、引き続きワクチン(という名の奥さんを蘇らせる薬)を研究してたけど、
響が途中で奥さんを入れた冷凍庫をぶっ壊して奥さんの身体は蘇生不能に。
全てを台無しにされた首藤は響を亡き者にしようと、
そういうことでOKですか?


ちなみに私の最終回予想は盛大に外れました。
まず来美が首藤の元に戻ったのは首藤をやっつけるためではなく、
「間宮殺さないと駐屯地の中野残りの生存者殺す」と脅されていたからだった。

そして駐屯地に単身乗り込んだ響は首藤と直接対決、
したけどそもそも理系の首藤と響の肉弾戦なんてあるわけなかった。
卑怯が服着て歩いてる首藤は、
響を殺さなくちゃ生存者殺すぞと脅して来美に響を殺させようと画策。
下衆!さすが!発想がどこまでもクズい!


でもやっぱり来美には響は殺せず・・・
握ったナイフを取り落とす来美を抱きしめ、手にもう1度握らせ、
そんで自分の腹を刺した。

えええええ!
そんな!
首藤が約束守るわけないじゃん!!

案の定、首藤は違う!こんなんじゃない!とか
鈴木雅之の歌詞間違いみたいなことを叫びながらまたご乱心。
もう何度目の乱心かもわからない。
ちなみにこんなんじゃないっていうのは「もっと苦しむはずだろお前ら」ってことね。下衆いから。

そして血が噴き出るという地獄のスプリンクラーを作動させ
響と来美を血まみれにして駐屯地内のゴーレムをおびき寄せて2人を襲わせる作戦。
ここでね、あ、どっちかがどっちか庇って退場するのかなと思ったの。


だけどなんと生存者グループと坪井軍団が現れ一気にゴーレムを掃射。
うわああああああマジかああああああなんかかっけええええええ。

って思いましたこのドラマで初めて。


で、首藤はもう100%感染してる気配なのにワクチンだしに騙して使って最後にはいきなり銃で撃った沢ゴーレムに足噛まれて感染。
これはね、沢が撃たれた時点で「信じていたのに・・・許せん・・・」って一矢報いるパターンだと思ってました。


そして奥さんの亡骸を抱えながら倒れ込んでるところに
響・来美・等々力の元弓道部トリオが到着。
途中で等々力が首藤に撃たれるというハプニングがありましたが、
最終的にゴーレム化した首藤を響が仕留め、全ては終わった。


マジか、等々力退場したわって一瞬にして思ったけど、
ちょっと目を離したらいつの間にかもう立ってた。ちょっと、あんたらの回復力どうなってんの?


最後、まだ生きてる首藤を響は首絞めて息の根止めようとしてたんだけど、
結局できなくてゴーレムになった後に銃で撃った。

これはやはり生きたままの人間を手にかけることが躊躇われたのかもしれないけど、
死ぬ前に首藤が響に問いかけた「間宮、お前ならわかるだろう・・・愛する人を失ったら・・・お前なら正気を保てるか・・・?」
という言葉に実は少し共感してしまったからなんじゃないかと思う。

自分が首藤の立場だったらこうならなかったって言いきれないなって思っちゃって、
だから殺しきれなかった。そして来美の「響なら私を悲しませることなんてしない」という言葉に答えるように、来美から銃を奪って首藤を撃った。と。そういう解釈もあっていいかな。と。


そして3週間後。
ジアンや来美、坪井たちを含めた生存者は皆猿ノ島で暮らしていた。
ジアンの手には甲本から無事ミンジュンの形見のスマホが渡されて、
いい感じに菅田くんの主題歌が始まってちょっとグッときたぞ。


ってねえ、もしかしてそんなに気にしなくていいことかもしれないけど、
来美が脅しに屈してまで守っていた駐屯地の残りの生存者の皆さんは?
なんか島にいる気配ないけどどこ行ったん・・・?


ま、いっか・・・。


ということで、シーズン1は大団円で終わったのかなと思います。
ここへ来て主要メンバーが欠けるより、皆(首藤以外)が生き残って良かったねで幕を閉じた方が後味もいい。
それでは私はこのままHuluでSeason2に!進みます!最終回終わった後にすぐ1話て!せっかち!