「君と世界が終わる日に」7話感想【甲本ミンジュン好き過ぎだったんじゃないかよ】※ネタバレ有

今回は「あれ、この人ワープした??」と若干混乱するようなタイミングで出てくる人が多かった。
「猿ノ島と駐屯地ってお隣さんでしたっけ?」くらいの勢い。


まずワープした人その1。御前崎さん。
響が自分の母ゴーレムを発見、
(拘束されている姿がいたたまれなさ過ぎたのか)拘束具を全て破壊し、
母ゴーレムを始末しようとするもやはりできず、
(絶望と混乱で正常な判断ができなかったため)檻の扉を開けたままフラフラとその場を離れた。
ちなみに()内は全て私の推測する補足です。


我を忘れ動揺しまくる響の前に、なんと!何故か御前崎さんが登場。
え、いつ?いつ来たの?どうやって来たの?
なぜピンポイントでここに?
御前崎さんは謎の注射(多分鎮静剤)を響にブスッと刺し、響を回収していった・・・


次。ワープした人その2。駐屯地の女医。
縄跳び少女の兄は理不尽な逆恨みにより、駐屯地内にいたミンジュン&佳奈恵を攻撃。
そんな兄をまるっと信じテロリストぬっころ!を誓った来美も攻撃に加勢。ミンジュンの足をぶっ刺す。


ミンジュンと佳奈恵はなんとかその場から逃げるも、手負いのミンジュンを抱え思うように移動できない。
そしてアンラッキーなことに檻から脱走していた響の母ゴーレムに遭遇。
母ゴーレムに襲われる佳奈恵を助けようとしてミンジュンは母ゴーレムに噛まれてしまう・・・
そして母ゴーレムはやっつけられました・・・母、思いのほかあっけない最後でびっくりですよ・・・


猿ノ島に戻り、このままではミンジュンがゴーレムに!
どうしようどうしよう!と騒いでいる最中!
なんとここで!突然女医登場!


駐屯地とこの島って一応、海、隔ててるよね?
もしかして歩いてきた?スープの冷めない距離だった?みたいなワープぶり。
しかもなぜアジトを知っているんだ。後付けたん?あなた研究員より諜報員の方が才能発揮できるんじゃない・・・?
女医は「仲間(自分の弟ね)を助けるためのワクチンが欲しくば明日の朝あなた(響)1人で駐屯地に投降しろ」
的なことを言い去っていった・・・


ワープした人その3。響。
響は結局女医の言う通り投降した。
そもそも響が来美を探しに駐屯地戻らなければミンジュンと佳奈恵も駐屯地に引き返さなかったし、
響が母ゴーレムの檻の扉締めてれば母ゴーレムは脱走しなかったし、
ミンジュンは「響のせいじゃない」と言っていたが、
明らかに響はやっちまった。


しかし、このようにやらかしまくる響の数少ない長所の1つが、
自分でやらかしたことの落とし前は自分でつけるということです。


そして投降してみたら実はこのワクチンあげる話は女医の独断だったことが判明。
しかも女医はワクチンを響に持たせて一芝居打って逃がすつもりだったことも判明。


しかし女医の企みは失敗。響が冷凍庫の電源ぶっ壊したら、慌てた首藤参上。
もう首藤先生は冷凍庫ずっと警備しててくださいよ。


女医は冷凍庫の中身はワクチンだと思ってたけどそうじゃなかった。
具体的に何か明らかになってないものの少なくともワクチンではなかった。


首藤が冷凍庫復旧しか眼中にない間に、
女医は別のケースに保管している開発中の薬もって逃げろと響に指示。
しかし逃げる響に、首藤に寝返った等々力が絡んできたり自衛隊に腹付近撃たれたり、持ってる薬瓶落として割ったり(なんとか1個死守)もうボロボロ。


そんなボロボロの響になんとゴーレムまでが近づいてくる!
響はどうなるのか!?
こんな状態でどうやって島まで帰るのか!?


はいそこでワープです。


あの状態から何をどうやって切り抜けてどこの船を運転したのかわからないけど、取り敢えず響は生還。
ゴーレムになる一歩手前のミンジュンに薬を届けることができたのでした。


しかし奇跡はここまで。
開発中の薬はあくまで未完成。
ミンジュンには投与したものの、ゴーレム化の進行は止まらず、結局ミンジュンは帰らぬ人となってしまいました・・・
おおおミンジュン・・・


あなたは問題児の多いこのパーティーにおいて、唯一問題を起こさなかった貴重な人・・・
テコンドーの使い手としてパーティーの大きな戦力でありながら、
ときに響の相棒として響を励まし、
ときに佳奈恵の理解者として佳奈恵の恋をそっと見守り、
あのクソ野郎であった甲本の心を開かせ、
きれいな景色を見てはいつか姉さんに見せるのだと写真を撮り、
その姉さんに会ったときですら自分の気持ちを押し殺し仲間を優先にした


あれ、マジでミンジュン死んだらどうすればいいの・・・?
ミンジュン超有能じゃん・・・


なんか例えるならウォーキングデッドでデールとかハーシェル死んだときみたいな、みんなの精神的支柱がいなくなって皆バーサーカー化、みたいな・・・
なんか来週から皆復讐に燃えまくるみたいだし・・・


来美は響チームを、
響は来美を知らず憎み合うという無情な展開。


でもさ、私思うの。
もう来美は等々力さんとよろしくやりなさい。
あの人本当に面倒くさいから。自分で響は死んだって嘘ついて来美に近づいたくせに、響に小笠原探さねーのかよお前の気持ちはその程度なのかよみたいな煽りしまくって本当にわけわかめ


だからね、面倒くさい人同士でもうどうぞお幸せに。
最近佳奈恵がメンタル的にも戦力的にも成長してるみたいだし、
響は自分をずっと信じてくれる佳奈恵に目を向けてみなさい。ね、悪いこと言わないから。
幸せは案外近くにあったりするものだから。チルチルミチルだから。


取り敢えず、駐屯地で唯一話のわかりそうな浅香航大を仲間にする方法を皆で考えよう。

 

タイトルバックの曲は話によっていろいろ変わってますが、
私はNot the Endのバージョンが好きです